福島県3地方「会津・中通り・浜通り」において、季節ごとに開催する3ステージ大会です。
午前中は、小学生と未就学児&親子をメインにした、里山を歩いたり走ったりする「トレイルランニング大会」を開催します。
午後は、大人(中学生以上)を対象にした、チーム対抗戦(2名から最大5名)の2時間耐久ミニトレイル駅伝大会を開催します。
4町村からなる南会津地方。全面積93%が森林の自然豊かなフィールド♪全国の高校の中でも上位に入る広大な演習林を保有する旧田島高校が舞台です!
たくさんのご参加ありがとうございました♪
140年の歴史があり、唱歌「牧場の朝」にも歌われた日本初の西欧式国営牧場。美味な☆特製ソフトクリームと、動物とのふれあいも楽しめます♪
たくさんのご参加ありがとうございました♪
※同ポイントの場合、お互いに出場し、競い合ったステージの
合計タイムが速い方を上位といたします。
おかげさまで、3年目のプロジェクトを迎えることとなりました。
このプロジェクトの構想をカタチにしたのが2022年。
この時は、コロナ禍の影響により、学校行事や地域のスポーツ大会も見送られている最中でした。コロナ禍の中でも、密にならない屋外で、子どもたちをのびのび遊ばせてあげたいという保護者の声を耳にいたしました。
猛威をふるい世のあり方、スポーツイベントのあり方までをも変えてしまった世界的な感染症は、令和5年5月より、国の方針も明らかにされ、ようやく譲歩し合うカタチとなりました。
野外での過ごし方、時間の使い方の多様化も相まって、登山とランニングを掛け合わせた新しいアウトドアスポーツ「トレイルランニング」が人気を集めています。
子育て真っ盛りのお父さん、お母さんもトレイルランニングを楽しむ姿を目にするようになり、「我が子にもトレイルランニングに挑戦させたい!」そんな声も耳にするようになりました。
しかし、まだまだ新しいアウトドアスポーツゆえに、ジュニア層に特化したトレイルランニングイベントが全国的に見ても進展しているとは言えません。東北地方においてはなお。
そこで、自然豊かな、福島県3つの地方「会津・中通り・浜通り」で大会を開催できたらと思うようになりました。第1ステージ(会津)、第2ステージ(中通り)、第3ステージ(浜通り)と季節を変えてのステージレースとなります。
子どもたちが、大人になってから、またこの場所に行ってみたい。
そう思えるような大会を。
子どもたちが、将来、彼氏、彼女が出来て、そして、親になり。
また家族でこの思い出の場所に戻って来た。
そう思えるような空間を。
そんな、大会を“ふくしま” から企画し、子どもたちの未来を創ることが出来ればと考えています。
トレイルランニングは、非日常的なフィールドが舞台だけに、普段あまり使わない感覚、部位を鍛えることが出来ます。アスファルトと違い不整地は、木の根っこや石ころ、落ち葉があったりと、つまずく恐れを懸念されがちですが、デメリットばかりではありません。
幼少期~学童期においては、巧緻性やバランス感覚などの反射神経が大きく発達する時期でもあります。 森を駆ける新しいアウトドアスポーツ“トレイルランニング”を子どもたちに!そして、親子で!
森の中のアップダウン、のぼり坂、くだり坂を歩いたり走ったりすることは、これからの人生の中で、誰しもに訪れる
であろう困難に直面したときに「この壁を、ある山を乗り越えよう!」そう思えるような、目には見えない力を生み出すメンタル(精神力)を成長させる面でも、大きなプラスの効果があると考えられます。
子どもたちには、カラダの発達だけではなく、トレイルランニングを通して、ココロ(知的好奇心)も成長して欲しいとの思いがあります。
文部科学省が行うスポーツテスト「国民の体力・運動能力」に関する調査によると、
昭和60年ごろから現在まで低下傾向が続き、子どもの結果をその親世代である約30年前と比較すると、大半のテスト項目において、現在の子ども世代が親世代を下まわっています。
その一方で、身長や体重といった体格については、子ども世代が親世代を 上回っていることは、一目瞭然です。
現代の子どもたちは、スキップやバランス、靴ひもをかがんで結ぶのが苦手で、これは、自身のカラダをコントロールする能力が低下している証拠です。
また、文部科学省が5~17歳の子どもを対象に実施した2020年度の「学校保健統計調査」の結果によると、福島県内の子どもは大半の年齢で肥満の割合が全国平均を上回る結果があります。
2011年の東日本大震災に伴う、原発事故後は屋外活動の制限もあり、さらには、コロナ禍により学校も休みになり、 運動量が落ちたことなども影響したとみられます。
体格が向上している一方で、基礎体力・運動能力が低下していることは、 将来的に国民全体の体力低下、ついては、社会的活力の低下に発展しかねません。
3大会すべてにおいて、スタートからゴールまで『我が子が走る姿を見届けることができる』コースレイアウトを設定しています。
スタートで、見送ったら、後は、、、
我が子がゴールに飛び込んでくるのを親はただただ待つだけ…?
途中、どんな走りをしているのだろう...
どんな頑張りをしているのだろう...
親心としては、スタートとゴールだけではなく、 がんばっている、その途中の姿を見守りたいもの。 見届けたいもの。
大切なのは、スタートとゴールだけではなく、その過程です。
子どもたちも、スタートとゴールだけでなく、その過程を見てもらいたいはずです。
だからこそ、スタートからゴールまで『我が子を見届けることができるコースを』設定しています。
東日本大震災から13年目を迎えた、2024年。
福島人が主催者で、広域的な福島3地方を取り巻いての、子どもたちに特化した、この新しいスポーツイベント(トレイルランニング)は、未来を創るうえでも、世にとっても大きなメッセージ性あるイベントになると自負しております。
2024年度、3地方(会津・中通り・浜通り)のフィールドとなるのは、南会津町・鏡石町・広野町。少子高齢化が進む過疎・中山間地域・被災復興計画地域、また歴史的なフィールドが舞台です。
参加者は、県内外の親子を見込みます。
この3地方を訪れることにより、感じて欲しいこと。
・福島に住まう方々には、誇りを抱いて欲しい。
・福島を訪れる方々には、関心(関わる心)を抱いて欲しい。
そんなきっかけをこのトレラン大会を通して、感じ考えて欲しい思いです。
東日本大震災および原子力事故から10年が経過し、震災を知らない子どもたちに向けての未来づくり、第二期復興・創成期間となる次の10年に向けて走り出す目線でもあります。
大会を開催するにあたり、トレイルランニングの魅力だけではなく、その土地のPR(特産物や風土の魅力アップ)にもつながるようなイベントとなるよう、取り組んで参ります。スポーツ・ランニング・トレイルのチカラで、交流人口の増加、地域振興・観光振興、地元の活力活性にもフォーカスして参ります。
子どもたちが、大人になってから、またこの場所に行ってみたい。
そう思えるような大会を。
子どもたちが、将来、彼氏、彼女が出来て、そして、親になり。
また家族でこの思い出の場所に戻って来た。
そう思えるような空間を。
そんな、大会を“ふくしま” から企画し、子どもたちの未来を創ることが出来ればと考えています。
このプロジェクトを開催するにあたり、自然の中を楽しそうに駆けまわる、我が子をいつも見ながら、親としてもこの気持ちをたくさんの方にオスソワケをしたいとも思うようになりました。
一度しかない人生。今しかない親子の時間。
親も子も、トレイルランニングを通して、かけがえのない、思い出深い人生のいちページになるような大会をプロデュースすることが出来ればとの想いです。