森のカミサマ。
福島県による熊の生態調査の記事(2016.4月上旬)。
阿武隈山系には熊が生息していない・・・
とは言われていましたが居るようです。
やはり、福島県内全域でも増えてはいるようですね。
ツキノワグマの生息域と私たち人間の生活域が不明瞭となり、標高の低い里山周辺に出没しているのが現状。
先日、場所は伏せますが、登山道を進んでいるとケタタマシイ爆竹音があちらこちらからバンバンバン!
聞くところによると、山菜取りの方々が、熊除けに“爆竹バクチク”を鳴らしながら、山中で行動をしているそうだ。
その爆竹音に驚いた熊たちが、本来現れない登山道に飛び出してしまったり、里山まで下りてきてしまう要因にもなり得るようだ。
人間でも怖い音。熊は相当、怖いだろう。
ここ5年。福島県の山々も今までの状況とは、大きく変わってきているように感じる。
ボクにとって、登山道を外れてまで山中を駆け回ることはなかったので“熊”なんて、そうめったに会えない“山の神様”的な存在でした。
でも、最近は彼らをとても身近に感じる。
今までなかった登山道にも“糞フン”があったり・・・
こんなところで木登りをしていたり・・・
こんなところで、ここで・・・
今までの状況とは、少し変わってきているように感じる。
つまり、危険な状況であると感じる。
僕たちトレイルランナーも山に入る以上、彼らの住処におじゃまさせていただく以上、彼らの習性はじめ、山の掟を知らなくてはならない。学ばなくてはならない。
熊は本来、臆病な生き物とされている。
実際、一定の距離を保った状態で、遠くで木登りをしている熊と目が合い、お互い「あっ!」と、一瞬動きが止まったが、熊の方が慌てて逃げてくれたことも数回ある。
この一定の距離、間合いがとても大切。
怖いのは、鉢合わせ(出会いがしら)。
とにかく、僕らトレイルランナーも、自分の存在を知らせながら山中を進みたい。
熊鈴ジャラジャラ!
雄叫びフォーフォー!
周囲の状況確認キョロキョロ!
山に入ったら、足元だけに注意していてはダメ。
彼らは、木にも登るのがとても上手だ。
頭上にも気を配る。
彼らの住処、フィールドにおじゃまさせていただくのだから、こっそり黙って上がり込んじゃダメ。
元気いっぱい、おじゃましまーーーす☆☆☆
謙虚に仲良くやっていきたい。
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先日、会津のクマのニュースやってましたね。
秋田では人食い熊。
鈴をつけていても襲われる。何人かでいるのに襲われる。
ちょっと状況が変わってきてるんだと思います。
クマも我が子を守る為に必死。クマの頭数増えたら餌だってたくさんないと山にはいられない。
人間と一緒です。
でも、一人で山歩きができなくなってきました。
怖くて・・・(;´Д`)
さて、困りましたね
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>くりいむさん
おじゃましますの精神、大事ですね。
熊には勝てませんから。
上手くお付き合いして行きたいものですね。