【レポ】4.11開催シンポジウム☆山に入る心がまえ
おかげさまで、4月11日(土)に、シンポジウムを終えることが出来ました。
新年度のお忙しい時期にも関わらず、福島県内外から、たくさんの方々に、お越しいただきました。
当イベントに関心を持っていただけましたこと、心より御礼を申し上げます。

※70名を超える方々に、事前のお申し込みをいただき、当日、実際に会場へ足を運んでいただけた方々は、約60名となりました。
~開催するに至った想い~
東日本大震災が起きた翌年の2012年に、東北発のトレイルランニング愛好者が集うクラブとして発足した、ふくしまトレイルランニングクラブ。
初心者が参入しやすいようにと、これまで『初心者講習会』と題した、一般公募型の初心者に優しい講習会イベントを毎年継続して開催してきました。

コロナ禍の中でも、カタチやスタイルを変えながら、これまで14年間、継続して初心者講習会の講師のお役を務めて参りました。この14年間で、のべ400名を超える初心者トレイルランナーに受講いただき、福島県発の新参トレイルランナーが誕生しております。

今般の『熊事情』を目の当たりにして、この状況下において、これまでどおりのスタイル・講義内容で、トレイルランニング「初心者講習会」を開催するには、不安定な要素があり、私自身、講師として立つにも、自信がありませんでした。

「熊事情」は、目をつぶれない状況下となってしまいました。
私たちの生きがいでもある、身近な、マウンテンスポーツ、トレイルランニングが、当たり前には行えない環境下になってしまうのではないか、と心配になりました。この「熊事情」で、アウトドアスポーツが衰退するようなことがあっては寂しい想いからも、見出した当イベントでもあります。

2026年度は、トレイルランニングの初心者講習会としてのスタイルどはなく、山にまつわるパネリストにご登壇いただき、シンポジウムを開催できればと思い立った次第です。それは、トレイルランニング愛好者だけの集いに留まらず、アウトドア好きの方々「山好きのための」シンポジウムとして開催できればと、大きな枠組みとして挑んだ次第であります。
私、トレイルランナー眞舩孝道も、企画者であり、当シンポジウムのナビゲーターであり、パネリストとして登壇いたしました。

そして、二人目のパネリストは、テレマークスキーヤーであり、マタギでもある、南会津町在住の阿久津研二さん。南会津は南郷地区で、南郷トマト農家を営まれている方でもあります。

熊に近い存在の方をお招きしたいと思い、年明けに人伝いにおつながりを持つことが出来ました。本当に物事への熱意があれば、人はつながりを創れるものだと感じ得た、今回の出会いでもあります。

三人目は、ロッククライマーであり、郡山市にあるボルダリングジム「トレイルロック」オーナー菅野富寿さん。

今から24年前(2002年)に、私眞舩を山の世界と出逢わせてくれた恩師でもあります。
私の山物語は、菅野富寿さんとの出会いからはじまりました。

今般の『熊事情』だけでなく、本シンポジウムでは山に関わるすべての人に向けて。
安全性やマナー、自然との共生、山への目線と戒心について多角的に見渡し、パネリスト3名の多様な視座(立場、視点、観点、価値観)から、リスクマネジメント・向き合い方を深掘りする内容になればとの思いで挑ませていただきました。


直接的な解決策にはならなくとも、パネリスト三者の思いや目線を感じることで、この問題を多角的に捉え、聴取者(参加者)がそれぞれのライフスタイル(山遊び)に役立てていただくことが出来ればとの思いであります。

山好きな方々が、この3人の対談を耳にすることにより、参加者それぞれが自身で答えを考え見いだし、『山に入る心がまえ』を感じ取っていただき、ご自身の山遊び・山仕事に活かすことが出来ればとの思いで、幅広い分野の方々に参加いただければと願い、今回、参加費は無料として組ませていただきました。
ありがとうございました!
新年度のお忙しい時期にも関わらず、福島県内外から、たくさんの方々に、お越しいただきました。
当イベントに関心を持っていただけましたこと、重ね重ね、心より御礼を申し上げます。

参加者からのお声
※開催後、申込サイトやメッセージでいただいた参加者からのお声になります。
①「スキーとクマ」
私はよく山に入りますが、熊の多さで、昨年秋はかなり控えました。
今回はテレマークスキーのお話も聞けましたし、良かったです。
今度はテレマークスキーを習いたいです。ありがとうございました。
②山に入る心がまえ
3人の方の紹介映像が印象に残り、御本人達のお話をもう少し長く聞きたかったです。
私は"今"の山に入る心がまえとして熊との関係に興味があったので参加しました。
熊の生態とかはプリントで配り、3人の方達のセッションが有ればと思いました。
③三人の言葉「心がまえ」
・菅野さんの「OWN RISK」
・阿久津さんの「地元の山を知らずして地元を語るな」
・眞舩さんの「謙虚さ」
とても良い言葉を耳に出来て、心がまえになりました。
④2時間過ぎるのが早かった
パネリスト御三方の視点から貴重なお話を聴くことができて期待以上に2時間を過ごす事ができました。終了後にもマタギさんに気になっていたことも質問させていただけて大満足でした。
山を楽しむ為に、マウンテンスポーツの魅力の発信、熊の事情のお話とバランスよく構成されていて本当に良かったです。今回のような講演を機に更に山を好きになる人が増える事を願います。ありがとうございました!
⑤シンポジウム。「答えはない」が答え。
春山登山をするにあたってどうしても心配なのが「熊問題」。
サブタイトル「いま『自然・熊・人』を考えるとき」がヒットし熊対策についてご教示頂こうと、ちょっと遠方でしたが参加しました。
よくよく内容を読むと「シンポジウム」なのですね。公開討論会、課題について意見を共有する場でした。それ故に、(思っていたのとは違いましたが)考えさせられる時間でした。熊の生態(繁殖戦略には驚きました)と、日常的に山へ入り熊と対峙するマタギの方が感じた昨年の様子。
そしてタイトル通り「山へ入る心がまえ」のお話。
前半のパネリスト紹介も面白く、それが後半に繋がっていた訳ですが、私のような熊対策への期待が大きい参加者にはボリュームが多かったように感じました。すごく興味深い内容なので、時間帯を早めるとかウェビナー形式でも聴けるとか、有料でもいいからもっと多くの方に聴いて欲しいなと思います。
協賛企業が多いということはそれだけ関心を持ってもらえる内容だとも。改めて自然の奥深さに畏まる、有意義な時間でした。冒頭で「答えがない問題」と仰っていましたが、それでも今後も考え続けていきたいと思います。
⑥とても興味深かった、考えさせられた
それぞれのパネリストの視線からの山の考え方大変興味深かったです。
私はトレイルランニングをメインに山であそんでいますが、さまざまな遊び方があって、それぞれの視点からのリスクマネジメント、そして熊との向き合い方。また熊に対する問題も、熊の生態についても教えていただけて、勉強になりました。私個人の考えでは、熊が怖いから山に行かないではなくて、今、山がどういう状況におかれているのかを知る事は大事で、例えばコロナ以降人気のないルートは整備に入る人も減ってどんどん荒れていると思います。山は自然のままが一番いいとは思ってなくて、ある程度人が入り整備や刈払い、伐採などを行うことによって動物と人間の境界線というかできるのではないかと僕は思います。昔からやって来たことができなくなった今、動物の行動範囲も広がりつつあるのではないかと思います。
⑦また開催して欲しい
熊に限らずいろいろな角度から山を知る良い機会となりました。是非また開催されること願っています。貴重なお話ありがとうございました!

協賛企業ご紹介
New-HALE ニューハレ
国産の伸縮テーピングブランド「ニューハレ」の開発企業「株式会社アクタ」

創業112年。粘着性伸縮包帯のパイオニアとして、1975年に世界で初めて伸縮テーピングを商品化した先駆者的存在で、トレイルランニングやマラソン、ボルダリング・クライミングなどのアスリートから一般の登山者まで幅広く愛用されています。
肌への優しさある、テーピングとして、 医療現場で50年以上の実績があり、「かぶれにくい」「はがれにくい」のが最大の特徴です。
静岡県磐田市に本社を構える「株式会社アクタ」さま、ご協賛を賜り、誠にありがとうございました。
Mountain King マウンテンキング
イギリス北東部の工業都市ニューキャッスルに本社と自社工場を拠点に置くトレッキングポール専門メーカー「マウンテンキング」を取り扱う「株式会社 ニューハレックス」

ハイキングやトレッキング、トレイルランニングなど、アウトドアアクティビティに欠かせないアイテム「ポール」メーカーのMountain King(マウンテンキング)
基本的なポールウォーキングからハイエンドなウルトラマラソンや登山、そして山岳耐久レース用のポール製造を手掛けるメーカーであります。自社工場は専門設計者と熟練の技術者が品質への誇りと商品への情熱を注ぎ最高級の素材とコンポーネントを使用して製造されています。
静岡県磐田市に本社を構える「株式会社ニューハレックス」さま、ご協賛を賜り、誠にありがとうございました。
株式会社ノーベルアームズ
熊よけスプレー「カールホーネック」を取り扱う「株式会社ノーベルアームズ」

1896年にドイツで創業した、120年以上の歴史を持つ催涙スプレー・護身用スプレーの老舗メーカー「カールホーネック」は、ドイツ警察をはじめとする法執行機関での使用実績があり、世界的に高い信頼を得ています。
東京都渋谷区に本社を構える「株式会社ノーベルアームズ」さま、ご協賛を賜り、誠にありがとうございました。
ココヘリ AUTHENTIC JAPAN 株式会社
登山中のもしもの時に人を「見つけ出す」ための会員制捜索ヘリサービス「ココヘリ」を取り扱う、「オーセンティックジャパン株式会社」さま

ブランドポリシーは、未来の“安心”を創り、世界を安全にする、こと。
災害・遭難で命を落としたり、行方不明になる心配のない世界。新たなテクノロジーとサービスを生み出し、磨き上げ、未来の“安心”を創り出す、安心の輪を、さまざまな人と協力しながら拡げていくことで、世界を“安全”にする。企業理念を掲げます。発信機とヘリコプター・ドローンを活用した、山岳や海上での行方不明者の捜索支援サービスを展開しています。
39都道府県の警察・消防航空隊に導入実績がある「ココヘリ」は、会員に小型発信機を貸与し、遭難時にヘリコプター等で位置を特定する山岳捜索サービス。
福岡県福岡市に本社を構える「オーセンティックジャパン株式会社」さま、ご協賛を賜り、誠にありがとうございました。
レッドレンザージャパン株式会社
ドイツに本拠を置くLEDライトメーカー「レッドレンザー」

ドイツの小さなガレージから始まった、大きな挑戦は、LEDライトに特化したブランドを確立。機能的で信頼性を重視したヘッドランプやハンドライトは、世界50か国で販売展開をされております。街中から山中まで、アウトドアスポーツから防災含め日々のライフスタイルまでカバーする、信頼性あるブランドです。たくさんの山好きの方々にも愛用されております。
「レッドレンザージャパン株式会社」さま、ご協賛を賜り、誠にありがとうございました。
SALOMON サロモン
1947年に、フランスのアルプス地方アヌシーで創業した、世界をリードするアウトドアスポーツブランド、マウンテンスポーツカンパニー「サロモン」

当シンポジウム、イベント企画者でもあります、マウンテンマフプロジェクト代表、眞舩孝道を15年に渡り、サポートする筆頭スポンサー企業でもある「SALOMON」。 そのサロモンを日本で支えるスポーツ用品メーカー、日本法人でもあります、「アメアスポーツジャパン株式会社」さま、ご協賛を賜り、誠にありがとうございました。

主催 Mt.mafu project
協力団体 ふくしまトレイルランニングクラブ
後援 福島県山岳・スポーツクライミング連盟

