『大会を終えて』

『大会を終えて』
この度は、会津-那須越県ロングトレイル2019にご参加いただき、誠にありがとうございました。
大会から一週間が経ちました。
ご挨拶させていただきます。
大会一週間前の天気予報は、大会期間中(3日間)すべて雨マークと言う予報でしたが、大会一日目(9/21)も雨にあたることなく、さらには大会二日目(9/22)は、夜明けとともに、青空となりました。
このまま天候が崩れることなく、多くの方が、大会のハイライトとなる「三倉山・大倉山・流石山・大峠」の稜線を進めることを心の底から祈るばかりでした。
選手、ボランティアスタッフ、関係者の皆さまにおかれましても、予報を覆すこの夜明けの青空に、心が躍ったことと存じます。
しかしながら、この青空は長くは続きませんでした。
あのドローン映像、トレラン専門誌RUN+TRAILで見た風景をすべての選手が目に出来たわけではありませんでした。
ハイライトとなる稜線では、二つの顔が現れました。
三倉山稜線スタッフから、雲行きの不安定さの一報が入り、10時30分に観音沼、音金エイドを閉鎖させていただきました。
(計16名の方が競技終了となりました)
このハイライトとなる稜線への登山、挑戦に向けて、逆算し体力を温存しながら、足を進めていた選手の方々。
皆様におかれましては、予期せぬ突然の足止めだけではなく、運営サイドのスタッフ間の連絡体制に不備があり、選手の皆様に然るべき充分な説明、ご理解、おもてなしができませんでした。
すべては、スタッフ間の情報伝達システムが上手く機能出来なかった結果と認識しております。
この出来事は、最大の反省点でございます。
心よりお詫び申し上げます。
この日のために、様々な調整(お仕事・ご家庭・体調)をし、福島県南会津の地まで足を運んでいただけたにも関わらず、突然の関門設置、またその出来事に関連して、充分な心配りが出来ませんでしたこと、言葉足らずでありましたこと、実行委員長の私、眞舩孝道を筆頭に、大会事務局一同、大変申し訳ない所存でございます。
本来であれば、競技終了となった「観音沼・音金」から、板室温泉に到着した段階で、実行委員長の私、眞舩孝道が、一人一人と顔を合わせ、皆様と充分に向き合い、当日の天候の詳細、その様子を伝えるとともに、スタッフ間の連携に不備があったことを直接、謝らなければなりませんでした。
第1回にも関わらず、エントリーしてくださり、自身の意思とは別に、競技終了となった皆さま。また、選手だけではなく、ボランティアスタッフの皆さまにも、体制の不備により、多大なご迷惑、ご心労をお掛けしてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。
このマウンテンフィールドの厳しさも豊かさも、一番知っている身としては、ゴールゲートまで辿り着いた選手だけではなく、「観音沼・音金」で競技終了となり、板室温泉に戻られた皆様にも、一人一人に労いのお声を掛けられませんでしたこと、皆様の心境を思うと、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今回の出来事、公式的にも、個人的にも、たくさんのお言葉を頂戴いたしました。
第1回だから、仕方がない出来事では、けしてありません。
全ての言葉を心に留めて、来年に活かして参ります。
最後になりましたが、会津-那須越県ロングトレイルに関わるすべての方々が、大会理念でもある「フェアネス・ウェルネス・ハピネス」を感じられる、大会づくりに、全力で取り組んで参ります。
2019大会に関わってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
2020大会づくりに向けて、全力で前進する所存でございます。
引き続き、この「会津-那須」「那須連峰・那須連山」のマウンテンフィールドを共に盛り上げていただければ幸甚に存じます。
会津-那須越県ロングトレイル2019
実行委員長 眞舩孝道
#会津那須越県ロングトレイル


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