病み上がりの二人
二人の病み上がりRUN。
二人で寝込んだ一週間明け。
父ボクと長男とで、福島県中長距離記録会に参戦。
長男は、先週の"ふくしま駅伝"の前々日に発熱し、急遽選手交代となり、その後、インフルエンザが判明。
今日の記録会は、都道府県駅伝の中学生選考会も兼ねられていたので、二週続けて、大試合を逃すことになるなんて…
悔しすぎる。神様は本当にいるのか。
なんて、思いながら寝込んだ、ボク父。
昨日から学校に通える解禁日となり、今日の選考会を『ボクは走る』と意気込む長男の勇姿。
迷いなく、自分で決めたこと。
親としては全力で応援するだけ。
病み上がりの3000m一発決勝。
病み上がり、走りきれるのか。
途中で倒れやしないか。本当に心配で心配でした。
スタートし最後尾から、マイペースで進み、周回ごとに一人一人を捕らえながら順位を上げ、9分20秒台でゴール。
家に帰ってから息子には、二つの(二人の)言葉を掛けました。
○父としての言葉
『本当に心配したぞ。無事で良かった。』
○アスリートとしての言葉=目線
『本当に気持ちってすごいな。涙が出てきたよ。感動したよ。どうして走れちゃうんだ?』
親心としては、
本当に頑張った中学3年間。
先週の福島駅伝も、都道府県駅伝選考会も体調万全の状態で走らせて上げたかった。
アスリート先輩の心としては、
努力したことがすべて報われるとは限らない。でも、努力しないと絶対に報われることはない。報われるチャンスはやって来ない。
そんな二つの心を想いながら、
父ボクは、1500mに出走!!!(^ー^)v
一時は、18名の中学生を率いて、トップに躍り出て『ここで先頭が入れ替わり、先頭はマウント マフ プロジェクト まふねくん♪』と20数年振りに?アナウンスいただいたり。
結果は2着。ゴール手前でやられた。
ゴール後には、最後まで1番を競い合った中学生に、僕ベストタイム出ました、ありがとうございました!と握手を求められたり。これも感動。
同じ組には、息子の中学校陸上部の後輩がいたり。ゴール後に、カッツ先輩のお父さんに負けたー悔しいーと談笑したり♪
かけがえのないランニングタイムでした。
身近に息子のがんばりがあるから、ボク父は、この45歳になっても、今シーズン1500mを6本も走れた。
今日も、病み上がりの息子が選考会に挑戦しようと決めたから、ボク父も病み上がりでも1500mに挑戦できた。
家族、息子に感謝の時間でした。
会場では、ランニング仲間の皆様、本当にたくさんの応援、声援、熱いコミュニケーションをありがとうございました(^ー^)☆
そして、スタートラインのスターターは、20数年前の社会人1年目時の元上司の先生☆いやー、これにも気合いが入りました(^ー^)☆
父・息子ともども、今後、もっともっと、ランニングシーンがオモシロクなって行きますね!
タイムだけじゃない。
長男も、父オレも?
あきらかに強くなっている。
俺たちは力強くなっている。