シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)

安達太良連峰。
有意義な2日間でした。
無事に、南会津に帰ってきました。

実は、今夏、安達太良連峰を舞台に、ある大きなチャレンジをします。

今週なかばには、公にいたします。
今回の合宿は、そのルートの状況、登山口等の最終確認でした。

もちろん、このフィールドチェックに、同行してくれた、彼女のスカイランニングユース世界選手権(イタリア)に向けた足馴らしも兼ねて。

彼女への激励のつもりが、逆にたくさんの気づき、振り返り、原点を感じるスピリチュアルな旅でした。

私は、高校まで10年間、野球少年。
大学に進学してから、はじめて長距離走(フルマラソン)をはじめました。

当時、フルマラソンに挑戦する“夢”を与えてくれたのが、私が通う大学職員の方でした。

その方は、当時38歳。
その昔、箱根駅伝では、山下り6区を走り、総合優勝メンバーの一人でした。
大学職員として、働きながら、現役マラソンランナーとしても走っていました。

私は、あこがれ、すぐにコーチとして、師事しました。

私が通った大学は、当時、駅伝を組めるだけの部員数もいないことから、ほぼ一人でのトレーニング。

コーチとトレーニングするのが、唯一の楽しみで、大きな大きな刺激的な時間でした。

様々なトレーニングを一人でこなしたし、またコーチの大学での仕事が終わるのを待って、日が暮れてから、 30km走も、40km走も、 共に走ることもよくありました。

38歳のコーチが、当時19歳の私に与えてくれた目標は“フルマラソン”在学中に2時間30分を切る!

38歳とは言え、まだまだ10km31分台、フルも2時間30分台で駆けていたコーチの背中は、遠くて大きくて、必至で追いかけました。

朝練も一人で黙々と走ったり、自炊アパート暮らしだったので、栄養学も独自に研究したり。
周りの学生からは、ちょっと浮いた(笑)
変わったヤツだったことは確かです(笑)

コーチには、見たことがない、世界、フィールドへ連れて行ってもらえるのが、本当に楽しかった。

往年のマラソンランナー瀬古利彦さんの師匠、故:中村清監督の門下生だけに、コーチも哲学的な方でした。

常に問いかけられる話。
朝練ひとつにしても、ココロの在り方。
勝った時の態度。負けた時の態度。
人知れずする努力の意味。

すべての話が、競技としての目線ではなく、人として、生きる意味としての話でした。

お金では買えない掛け替えのない時間を過ごすことができました。

そんな時間が、フラッシュバック。
この2日間の合宿で、19歳のボクと38歳のコーチが現れました。

卒業する時に、コーチに言われたこと。
『キミもやがて、同じトキがくるはず。』
『伝道[伝導](次世代へつなぐ)のトキがくるはず。』


ドンピシャ!
目の前には、ただ一人。一生懸命に大好きなトレイルランニング・スカイランニングに打ち込む、大学2年生19歳の彼女の姿。
そして、38歳になるボクの姿。

19年前に掛けられた言葉を、これからも彼女に掛け続けたい。

教え育まれたことを、教え育むことが、人としての役目【伝道 [伝導] 】。

物事には、すべて意味がありますね。

一生懸命は、かっこいいよ☆
超かっけー!!!

シンクロニシティが起こる!
(意味のある偶然の一致)

ありがとうございました。
今秋38歳オレまだまだやります(^ー^)

シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)” に対して2件のコメントがあります。

  1. sora より:

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    mafuさんはすごくカッコいいです!!
    生き方や考え方、理想のモデルとして尊敬してます。
    このブログに出会って人生が良くなりました(^^)

  2. +mafu+ より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >soraさん
    御言葉ありがとうございます。
    こんな生き方で19年間やってきましたが、生き写しのように、めぐりめぐって、また自分が現れるものですね。

    誰しもが、起こっていることなのかもしれませんが、それに気づくか、気づかないなのかもしれませんね。

    たまたま分かりやすい形で現れました(^ー^)

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