クライミング
先日、ご紹介した「山岳競技とは・・・」
「縦走」競技と「クライミング」競技があることをご紹介いたしました。
本日は、まだご紹介していなかった「クライミング」について!
国体種目「クライミング競技」とは、約15mの人工の壁を自分の手足だけで攀じ登り、その到達高度を競います。競技中はザイル(命綱)によりビレーヤーが選手を確保しているので、落下した場合も安全ですが、観客は「落ちる、落ちる」というスリルを味わいながら競技を観ています。選手によって登り方が異なり、パワーで登る人、しなやかなバランスで登る人などなど。
人工壁(ボード)に、付いている金具に、ザイル(命綱)をかけながら、ホールドと呼ばれる壁に付いた取っ手(大きさ様々)をつかんで、上へ上へとめざしていきます。
男性より筋力が劣る女性でも、上手に登りきる方々もおり、筋力が多いから、登るのに適しているかとは限らないんです。握力、指力は必要大でしょうけど。
国体種目では、2人が同時にスタートし、「6分」という限られた時間の中で完登を目指して頑張ります。
二人の到達点の合計で、順位が決まるという競技であります。
健康ブーム真っ只中の現在。クライミングも若い年齢層から年配の方々まで、フィットネス感覚で取り組めることと、アウトドア用品のファッション性の評価もあり、首都圏では、クライミングジムが普及しておりますね。福島県では、まだまだ寂しい状況ではありますが(T▽T;)
お隣の県、「森の都仙台」においては、しっかりとしたクライミングジムが多数ございます。
福島県では、「あづま運動公園」内に12mのクライミングボード(人工壁)があります。
今日の一枚・・・
福島県山岳競技成年女子チーム 「クライミング練習会」 より
2001宮城国体6位入賞のmafu妻が、高校生たちに指導するだけでは物足りなく、なんと!今年は監督兼選手として現役復帰を狙っちゃってます(*^o^*)