吾妻山「植生復元作業」~想い~
mafuエコ・プロジェクト
今回、生まれて初めて体験した「植生復元作業」。
様々な想いが生まれた。
作業をしていて、様々な分野の方々とお話しすることができた。
参加者はmafuよりも、はるかに長く生きれおられる大先輩方たち。
「今と昔とでは山々の景色が大きく変わってきている」
「この標高で、この植物、この樹木が、ここまで大きく育つなんて」
「昔は、この標高でも、花が咲いたのに、今はもっと高い標高じゃないと咲かない」
この言葉が印象深かった。
その原因のひとつにあげられるのが地球温暖化現象。
~mafuの考え~STOP地球温暖化~
日本の国土の約3分の2が森林。
この森林率は、今と昔とでは約3分の2という数値上では、そんなに変わりはないはず。
変わったのは、二酸化炭素(温室効果ガス)の排出量である。
つまり、交通機関や住環境が便利になり、莫大な量の二酸化炭素が放出されている。
地球温暖化現象の原因のひとつに上げられるのが、この二酸化炭素(温室効果ガス)の増加。私たち人間も酸素を吸って二酸化炭素を吐き出しているが、石油等の化石燃料からは、莫大な量の二酸化炭素が放出されてしまう。
便利になってしまった以上、交通機関や住環境を昔に戻すことは、やはり不可能である。
(*化石燃料は限りある資源であり、オイル高騰時代突入となり、見直されてきてはいるが。)
だったら、単純に、緑(植物)を増やそう!二酸化炭素を吸収する緑(植物)を増やそう!
そう思ったわけで。
地球温暖化問題は、日本だけの問題ではない。
もちろん、今回の植林活動だって地球にとってはホントに微々たるもの。
でも、この微々たる力が集まれば、大きな力になる。
一人一人がやれる範囲でやれることをやる。
そして、薪ストーブユーザーでもあるmafu。
薪ストーブにくべる「薪」は、基本的に市内の果樹農園から頂いている。
剪定した木や、もう実がつかなくなり伐採された古木。
この「薪」が、燃焼時に排出する二酸化炭素の量は、木として光合成をしていたときに吸収した二酸化炭素の量と等しいと言われる。
自分が吸収した分しか、放出しない。
地球に優しい燃料であることがわかる。
ただ、光合成能力がおちた古木とは言え、伐採すれば、地球上から光合成植物として姿を消してしまうわけだから、燃料として「木」をいただいている以上、薪ストーブユーザーである以上、新たに光合成植物を誕生させる「植林活動」も行わなければ、本当のエコにはならないな。
そう思ったわけで。
初めて参加した植生復元作業。
純粋に楽しかった(^∇^)
けして難しい作業ではない!
単純に山を登りながら種子(たね)を採取して、その種子(たね)を登った山に蒔く。
小さな子どもでも、充分に楽しいと思う。
自分が蒔いた種子(たね)が、来年どんな風に成長しているのか、また見たくなる。
今回参加させていただいて、ご年配の方々が熱心に取り組んでいるのが充分に分かった。
それと同時に、もっともっと、若い世代が中心となって、未来の地球を考えなければと感じた。
まだ小さな子どものうちから、エコ、STOP地球温暖化の意識を身近に感じなければ。
我慢、ガマン、がまんのエコではなく、汗をかいて、笑いながら、楽しみながらo(^▽^)o
近い将来、「ちびっこ植生復元ツアー」なるものを企画したいなぁ~と。
mafuエコ・プロジェクト
誰かがやらなければ。その誰かになる勇気。
+山と魂+ mafu