杉竿◇宝の山

先日、実家へ帰った際に大仕事をやってきました。

mafu家五代目ジィちゃん、六代目オヤジ、七代目mafuの男衆3人で向かった先は、、、!!
mafu-blog +山と魂+-杉の木1
mafu家が所有する杉林。

木々の間から差し込める日差しに目を細めながら、杉の独特の香りが漂う山中をわさわさと歩く。どの杉の木がよいか・・・・・。

手で触れてみたり、伸び具合を見上げたり。
mafu-blog +山と魂+-杉の木2
「これだな!これにするべ!これが一番だぁ!真っ直ぐだべ!」

じぃちゃんの元気な声が山中に響く。

そう!杉の木を倒すんです。

八代目カッツの初節句(五月節句)の準備。

鯉のぼりをあげるための竿(ポール)になる杉の木。大安吉日だったこの日に倒させていただきました。
mafu-blog +山と魂+-杉の木3
清酒と清塩を供え、合掌をしていよいよ作業へ。

じぃちゃんの助言の元、倒す方向を確認しナタで根本を削る。

それからノコギリをいれました。

ノコギリで木を倒すのも大仕事なもので、腕はパンパン!

七代目から六代目へと交換しながらノコギリを入れる。
mafu-blog +山と魂+-杉の木4
じぃちゃんが倒す方向を見極め~~木々の間を狙って!

ズッッドォ~~ン
mafu-blog +山と魂+-杉の木5
うまい具合に木々の間へ倒すことに成功!!
mafu-blog +山と魂+-杉の木6
あとは、反りを防ぎ、乾燥しやすいように地面から少々底上げ。

ここから、まだまだ杉竿になるまで仕事が続きます!

五月節句のひと月前辺りには竿立てし、鯉のぼりを泳がせるので、それまでに杉の木の皮をむかなくてはなりません。皮むきは、カッツのパパのお仕事。mafuのお仕事です☆

これからちょくちょく実家へ帰っては、山中にこもり、杉の皮むきです!

樹齢約50年ってところか

これらの杉林を眺めて、祖父(五代目)と父(六代目)がつぶやく。

約50年前に、まだ幼い父(六代目)が、じぃちゃん(四代目)に連れられて一緒に植樹した覚えがあると言う。

当時、この山から里を眺め、テレビのアンテナがチラホラ上がりつつある風景を目にし、うちにもテレビを買うかぁ!と言う話になった思い出話も聞けた。

先代から後世へ受け継がれた、宝の山。

そんな父(六代目)も昨年9月、孫カッツが生まれ、母と共に近くの山からドングリ(クヌギの木)を拾ってきて、ポットに種まきしました。これまた後世の楽しみですね。
mafu-blog +山と魂+-杉の木7
天高く真っ直ぐに伸びる杉の木。

もちろん建築資材にもなります!


近い将来、この木々でログハウス!

            +山と魂+ mafu


杉竿◇宝の山” に対して4件のコメントがあります。

  1. シロロ より:

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    凄すぎます!
    読んでいて感動です。

    カッツくんも真っ直ぐ成長しますように!!

  2. RUN夫 より:

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    人の手が入ってこその宝の山ですから
    ここまで維持できているのは、+mafu+
    家の努力のお陰ですね♪

    鯉のぼりの杉竿を家族が作るなんて素敵
    過ぎますよ~♪

    まだまだばあちゃんも頑張ってカッツ君の
    行く末を見守らないとですね!!

    頑張って下さい!!

  3. +mafu+ より:

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    シロロさん(*^ー^)ノ
    杉の木のように、真っ直ぐな気持ちを抱いて成長して欲しいものです☆

  4. +mafu+ より:

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    RUN夫さん(*^ー^)ノ
    皮むきなど、まだまだこれからが大変ですが頑張って仕上げますよ~v

    「人の手が入ってこその宝の山」
    そうなんですよね。
    間伐など、木々の生長には手間隙がかかります。危険を冒し20メートルもの杉の木によじ登り、間伐を行う祖父のおかげです。

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