認めていただけたこと。

mafuイズムのお話し。
白河市に移り住み3年目の冬季を迎えました。
ホームマウンテン関山での夜間走。
より集中力が増す、冬季のこの空間が好きです。
コンパクトな時間ですが、様々な要素が詰め込まれた時間と空間。
関山のいくつかある登山口。
ある登山口に差し掛かる民家には、その家主が飼われている番犬が軒下につながれています。
私が夜間、通過する度に毎度、想像を超えるとんでもない勢いで、吠え荒れ、飛び掛かってくるのでした。
その勢いと言ったら、もう、軒下から家ごと引っ張り倒し、母屋が倒壊するのではないか、と思うような引きの強さ。
吠える声量と言ったら、ラジカセの電源を入れ再生した瞬間、ボリュームがMAXになっていたらしく、スピーカーから爆音が内臓にまで響く様。
軒下につながれたロープは、これまた想像を超える長さ(ロングロング)。
 私が通過する度に、道路に迫り、数十センチの距離感にまで詰め寄られます。
往路と復路の二回。
万が一、ロープが切れたら…
噛みつかれたら…
この距離感。
この緊張感。
この緊迫感。
いつからか…
いつか吠えられない日はやってくるのかなぁ?
認めてもらえる日はやってくるのかなぁ?
いつからか…
そんなことを思うようになりました。
ホームマウンテンと意識し始めて3年目の冬。
本日。20時。復路。
『ワン♪!』とひと声だけ。
認められた。
3年かかって認めていただけた。
生きる。生かされている。
ってこう言うことなのかもしれない。
今夜は、なんて…
ワンだふるな夜なんだ♪
---mafuイズムのお話し---
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