【レポ】第2ステージ岩瀬牧場大会2024
岩瀬牧場大会(鏡石町)が終了いたしました
2024年度シリーズ戦の第2ステージ[中通り]が、9月22日に終了いたしました。
舞台となったフィールドは、福島県岩瀬郡鏡石町。
140年の歴史があり、唱歌「牧場の朝」にも歌われ、日本初の西欧式国営牧場でもあった「岩瀬牧場」。美味な特製ソフトクリームも味わえ、動物とのふれあいも楽しめるフィールドです。
天気予報どおり、午前のキッズ大会は、雨の中!
午後の2時間耐久駅伝大会の開会式時には、ようやく雨も止み、スタートしてからは天候は一気に回復し、秋らしい爽やかな心地よい風も感じられ、青い空も垣間見ることが出来ました。
季節的には、雲行きが不安定で台風の懸念だけでなく、残暑もまだまだ厳しい季節とあり、アウトドアスポーツを開催するには難しい季節ではありますが、参加者・主催運営側、関わるみんなが『ひとつ』になって、ご理解・ご協力のもと、開催することが出来ました。
泥んこ祭り☆
1周約1kmを少し超えるコースは、100%トレイル(不整地)で、ほぼフラットなフィールド。トウモロコシ畑の農道や緑の中を小路を駆け抜ける、自然の豊かさを感じる空間です。
〇未就学児親子、小学1・2年生、保護者の部は、1.3km。
〇小学3・4年生、5・6年生の部は、1.5km。
フィールドは、100%不整地(オフロード)
ゆえに『泥んこ祭り』のような、トレイルランニングレースとなりました☆
もちろん、晴れ晴れとしたフィールド状況下での大会開催を誰しも望みましたが、このような悪天候下、悪路の中でしたが、参加者・主催運営側、関わるみんなが『ひとつ』になって、ご理解・ご協力のもと、開催することが出来ました。
午前も午後も、はじめは不安そうな子どもたちも、大人たちも、スタートしてしまうと、泥んこになりながら、いつも以上に達成感と充実した、泥だらけの顔、表情が印象的でした。
まさに『泥んこ☆あそび』
子どもたちの成長には、五感『視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚』を刺激してあげることは欠かせません。
普段の生活では、泥だらけになったり、雨の中に飛び出したり、泥んこになることは必要最低限に制限されています。
しかし、本心は泥だらけになって遊びたい欲求は、皆さん本来は持っていると感じています。
その心を解放してあげ、感性(五感)を刺激してあげることは、たまには必要かもしれませんね。生きる上でも。
これは、子どもだけじゃなく、大人こそ「童心」に戻る大切な時間かもしれません。
保護者の部、パパ・ママも泥んこになりながら、楽しみました☆
子どもも、大人も、泥んこになり、転がりながら、また起き上がり、大地の泥に触ることは、日常にはない感触、感性と出逢うこととなったと思います。
前向きな、一生忘れることのない、きっと今後の人生に活きてくる時間になったことと思います。
『泥んこ祭り』こういった大会の中だからこそ、楽しさと緊張感と、たくさんの人で賑わう雰囲気を肌で感じることは、感性の成長が加速されますね。
キッズ大会の先導ランナーは...
昨年に引き続き、キッズ大会の先導ランナーには、地元中通り地域で活躍する中学生のお兄さん、お姉さんにご協力をいただきました。
実は、彼らは、昨年・一昨年までは、このキッズ大会の参加者(小学生)です。
彼らにとっても思い出深い大会に、今度は、運営側として関わっていただくこととなりました。
参加者のキッズたち(小学生)にとっては、大きな背中の中学生のお兄さん、お姉さんたちの姿に刺激を得たことでしょう。
また、同時に、先導を務めたユース世代となる中学生にとっても、キッズが一生懸命に駆ける姿を目の当たりにすることは、忘れちゃいけない大切なことを思い出させてくれた時間になったことと思います。昨年、一昨年までは小学生だった彼ら。キッズ世代とユース世代の子どもたち同士の中でも、相乗効果が生まれる空間と時間です。
Mt.mafu projectの想い
子どもたちが、大人になってから、またこの場所に行ってみたい。
そう思えるような大会を。
子どもたちが、将来、彼氏、彼女が出来て、そして、親になり。
また家族でこの思い出の場所に戻って来た。
そう思えるような空間を。
そんな、大会を“ふくしま” から企画し、子どもたちの未来を創ることが出来ればと考えています。
一度しかない人生。今しかない親子の時間。
親も子も、トレイルランニングを通して、かけがえのない、思い出深い人生のいちページになるような大会をプロデュースすることが出来ればとの想いです。
子どもたちの「知的好奇心とメンタルの成長」を望んで
トレイルランニングは、非日常的なフィールドが舞台だけに、普段あまり使わない感覚、部位を鍛えることが出来ます。アスファルトと違い不整地は、木の根っこや石ころ、落ち葉があったりと、つまずく恐れを懸念されがちですが、デメリットばかりではありません。
幼少期~学童期においては、巧緻性やバランス感覚などの反射神経が大きく発達する時期でもあります。
舗装されていない不整地(トレイル)、森を駆ける新しいアウトドアスポーツ“トレイルランニング”を子どもたちに!そして、親子で!
森の中のアップダウン、のぼり坂、くだり坂を歩いたり走ったりすることは、これからの人生の中で、誰しもに訪れる であろう困難に直面したときに「この壁を、ある山を乗り越えよう!」そう思えるような、目には見えない力を生み出すメンタル(精神力)を成長させる面でも、大きなプラスの効果があると考えられます。
子どもたちには、カラダの発達だけではなく、トレイルランニングを通して、ココロ(知的好奇心)も成長して欲しいとの思いがあります。
大会だから、順位やタイム、勝った、負けたもついてきますが、その勝ち負けを経験することも、きっとココロの成長につながります☆
午後の部:2時間耐久ミニトレイル駅伝も大盛況☆
午後の2時間耐久駅伝大会の開会式時には、ようやく雨も止み、スタートしてからは天候は一気に回復し、秋らしい爽やかな心地よい風も感じられ、青い空も垣間見ることが出来ました。
2名から最大5名で編成されたチームで、タスキをつなぐリレー形式で、2時間以内に特設コースを何周回、走れるかを競います。
今回は、37チームのエントリーとあり、一般チームからファミリーチームまでの老若男女、大いに盛り上がりました☆
・男子チームの部(中学生以上)
・女子チームの部(中学生以上)
・男女混合の部(中学生以上)
※女子が2名以上必ず入ること(例:女 2 男 1) ※男女のペアは可能。
※女子が1名のみの場合、男子チームでの出場となります。
・ファミリーの部(小中学生を1名以上必ず入ること)
※未就学児を出走させる場合には、必ず保護者が伴走をすること。
ファミリーの中には、午前中は、キッズ・保護者の部を走られて、午後は、ファミリーでタスキをつなぐ姿も多く見られました☆
2時間を思う存分、仲間で家族で楽しまれてました♪
とにかく、福島愛・ランニング愛・トレイル愛、そして何よりも、家族・仲間との愛があふれる空間と時間。
ランニングは、人を、心を、再会を、出逢いを、つなぎ合わせ、めぐり合わせますね。
ランニングネットワーク☆本当に最高ですね☆☆☆
新たな交流人口の増加→地域経済の発展へ
純粋に午前のキッズ部門の参加者数だけで約300名の参加者数となりますので、ここに父母親御さん保護者、ご家族、チーム監督・コーチの引率者を含めますと、実際には掛ける✕2名3名の参加人口となります。午後のミニ駅伝においては、37チーム数のエントリーで約170名のランナーが集結しました。
さらには、ボランティアスタッフも今大会において約30名のお力添えをいただいてます。
岩瀬牧場大会の交流人口は、参加者総数は丸一日で『約〇〇〇〇名』4桁の大台に乗ったものと見ております。
(午後には、秋風を感じる、こんな青空も広がりました☆)
雨模様の中での開催でしたが、泥んこ祭り☆これも思い出に残りますね!
トレイルランニングを通じた、この交流人口の新たな活性化は、開催地域への宿泊や食事、土産品の購入等も生まれます。
微力ではありますが、地域経済の振興、新たな発展にも貢献することが出来たのではないかと、冷静に見ております。
まさに、文部科学省が提唱するスポーツと地域資源を融合させたスポーツツーリズム等を通じて、交流人口の拡大及び地域・経済の活性化を図る取り組みになっていると感じております。
地元協賛企業様からの豪華景品も揃い、大抽選会・じゃんけん大会も大きく盛り上がりました☆
「岩瀬の牧場♪♪ じゃんけんポン!」
もうひとつの目線
東日本大震災から13年目を迎えた、今年度 2024年。
福島人が主催者で、広域的な福島3地方を取り巻いての、子どもたちに特化した、この新しいスポーツイベント(トレイルランニング)は、未来を創るうえでも、世にとっても大きなメッセージ性あるイベントになると自負しております。
2024年度、3地方(会津・中通り・浜通り)のフィールドとなるのは、南会津町・鏡石町・広野町。
少子高齢化が進む過疎・中山間地域・被災復興計画地域、また歴史的なフィールドが舞台です。
自然環境を肌で感じることができるアウトドアスポーツ「トレイルランニング」を通じ、この3地方を訪れることにより、感じて欲しいこと。
・福島に住まう方々には、誇りを抱いて欲しい。
・福島を訪れる方々には、関心(関わる心)を抱いて欲しい。
そんなきっかけをこの大会を通して、感じ考えて欲しい思いです。
東日本大震災および原子力事故から10年が経過し、震災を知らない子どもたちに向けての未来づくり、第二期復興・創成期間となる次の10年に向けて走り出す目線でもあります。
開放された自然のフィールドでさわやかに汗を流し、心も体もリフレッシュさせて、日々健康であることを心がけて行きたいものです。
自然に恵まれたこの素晴らしい地でトレイルランニングができること、そしてトレイルランニングが幸せや豊かさ、感動を与えてくれることに感謝し、これからもより多くの人にこのスポーツの魅力を伝えて行きたい思いです。
当大会に関心を持っていただけましたこと、心より感謝を申し上げます☆
県内外からのたくさんの参加者の皆様はもとより、有志ボラスタッフの皆様、スポンサー企業の皆様、鏡石町、行政機関の皆様、ふくしまトレイルランニングクラブを中心としたボランティアスタッフの皆様に、大きく支えていただき、泥だらけになりながらも、たくさんの笑顔と躍動あふれる、時間と空間に包まれました。
悪天候の中、足を運んでくださった皆々様、本当にありがとうございました(^ー^)!
重ね重ね、心より感謝を申し上げます。
Mt.mafu project
代表 眞舩孝道
今大会は、午前のキッズだけで、約300名。
(※保護者と未就学児ペア部門を含む)
午後の駅伝は、37チーム約170名のエントリー数をいただきました。
大会を無事に終えて、最後の撤収作業に取り掛かる前に、スタッフで集合写真☆感謝!
ゼッケン☆ふくしま夢いっぱい!
presented by @fukushima_apparel
supported by I&IGROUP
・福島トヨペット
・ネッツトヨタノベル福島
・ダイハツ福島
※ゼッケンは、2024年度「3大会」で使用することとなりますので、次戦までお忘れなく保管くださいね!
たくさんの協賛企業様からのお力添えに感謝☆
※岩瀬牧場大会(鏡石町)における「スポンサー企業」
(協賛締結順2024.9.22現在)
・I&Iグループ
・福島トヨペット
・ネッツトヨタノヴェルふくしま
・ダイハツ福島
・SALOMON
・福島アパレル(福島市)
・株式会社 柏屋(郡山市)
・酪王協同乳業株式会社(郡山市)
・トレイルロック(郡山市)
・かまくRUN(神奈川県鎌倉市)
・株式会社 宝来屋本店(郡山市)
・株式会社伊藤園
・1Blue株式会社(山形県鶴岡市)
・レッドレンザージャパン株式会社
・ネスレ日本株式会社
・有限会社吾妻食品(猪苗代町)
・株式会社RECOLTZ(岩手県)
・カルビー株式会社
・有限会社岩瀬牧場(鏡石町)
・株式会社未来制御(矢吹町)
・二岐温泉 桂祇荘(天栄村)
・鈴木梨園(鏡石町)
・JA夢みなみ はたけんぼ(須賀川市)
・円谷製麵株式会社(浅川町)
・アルファ電子株式会社(天栄村)
・株式会社かんの屋(郡山市)
*後援 鏡石町
*協力 ふくしまトレイルランニングクラブ
Mt.mafu project
official photo by makoto noda
地元紙
福島民友新聞 2024.10.1
福島民報新聞 2024.10.2
あぶくま時報 2024.10.1
~Mt.mafuチャンネル~