トレイルランニングのイズム*ザックのデカさは命のデカさ*

OSJ安達太良山トレイルから、まもなく一週間が経とうとしております。
この一週間、多数の方から、メッセージをいただいております。
▼事案①
mafuのザックパックがデカい!?
▼事案②
mafuが安達太良山の稜線で吠えた!?
この件に関しまして、レースで優勝した時よりも、成績を残した時より、インパクトが大きくて驚いております。
(今レースの成績としては、約450人出走中、ボクは60~70位前後ぐらいだったのかな)ヘロヘロでした笑
この2事案につきましては、何かしら発信して欲しいとのお声もいただいております。
この一週間、少々、頭を整理して下記のとおり、まとめました。
▼事案①について
mafuのザックパックがデカい!?
これは、今レースに限ったことではありませんが、トレーニング時においても、人一倍大きいと思います。
シンプル明瞭に言えば、
「ザックのデカさは命のデカさ。」
2002年から山を駆け出して、今年で18年になります。
これは、競技スポーツとして山と向き合い18年です。
※1分1秒を争う、国体山岳競技(縦走)からが私の山人生のスタートです。
これまで自身における山でのトラブルは少なからず経験してきました。
また、自身に限らず、身近なところで耳にしたり、実際に目にすることはありました。
私自身もタイミング、運で難を逃れたな、一歩間違えば、、と思う場面もありました。
実際に、ここで言える範囲であれば、
・手指脱臼骨折(ハセツネ2012)
・蜂アナフィラキシーショックでの救急搬送(OSJ山中温泉2015)
どちらもレース中での事故です。
またレース中、他者の事故に遭遇し、一時レースを中断して、オンブして背負って途中まで下したこともありました。
同様に、トレーニング中にもその場面には遭遇したことがあります。
また、自身、110kmレースを無事に完走し、レース会場を後にして、宿まで向かう途中、コンビニに立ち寄り、なんと、そのコンビニ内で、突然、カラダの震えが止まらなくなり、低体温症に見舞われた出来事もありました。
レース後、心身は興奮していて、コンビニはクーラーがギンギンに効いていて、一気に体温と心がアンコントロールとなった次第です。
緊張感が終わり、レース後のホッとした、その瞬間も想像以上の疲弊した身体には危険が隠されていますね。
レース中は、参戦している同じ仲間、救護スタッフがいるから安全安心?!
トレーニング中だから、それほど追い込んでいないから安全安心?!
そんなことは、けしてありませんよね。
実は、私、年々、山へ入ることが怖くなっていることは否めません。
年齢とともに、家族も増え、仕事での役割、責任も大きくなり、守るべきものも増える。
山の深さを知れば知るほど、また、過去の自身の山岳地帯におけるチャレンジやパフォーマンスを振り返れば振り返るほど、臆病者になっている自分がいます。年々。
よく、あんなチャレンジ出来たなぁ。
チャレンジしようとしたなぁ。
と思うことも。
南会津で生活していた頃(2015~17年)は、雄大な大自然ゆえに、野生動物の存在も身近に感じ、山へ対する謙虚さと崇拝が、大きく膨らみました。
山の怖さを、生々しく身近に感じ、芽生えたのも南会津での生活があったからです。
これまでの経験を活かし、2012年に発足した「ふくしまトレイルランニングクラブ」においては、トレイルランニングの健全な普及活動と東日本大震災福島復興を掲げ、これまで9年間(2012~20年)に渡り、「トレイルランニング初心者講習会」と題し、座学+実践の教室を講師として取り組んで参りました。
山でのマナーとリスクマネジメント。
トレイルランニングの魅力、そして、アウトドアスポーツ新参者としての心得。
今では県外からもお声をいただくこともあり、地味ではありますが、地道にトレイルランニングの健全な普及活動に携わっております。
振り返れば、参加した方(受講生)=1回あたり参加者30名だとすれば、この9年でのべ300名は超えますね。
受講生300名を超えるトレイルランニングの先生として、ボクはどうあるべきか。
模範として一番大きなザックでなければならないな!といった心構えは常にあります。
(年々、山に対して臆病になっていることも並行して。)
この安達太良連峰においては、2016年8月に食料+水(沢水でつなぐ)をすべて背負って、ノンサポートで大小9つの安達太良連峰全登山口をすべて網羅した一筆書きFKT(日の出から日の入り)を成功させておりますが、この時は、ただ単に自己チャレンジだけではなく、フル装備で山遊びをしようぜ!といった啓蒙的な発信の意味合いも込めておりました。
*MtSN 山と渓谷社webサイト参照*
(今ではこんな挑戦出来ませんが笑)
今レースにおいては、コロナ禍の中。
目に見えない特別な時期であります。
万が一の際、他者をあてには出来ない。よりセルフレスキューが大きく求められときです。
※今回のレースも方針に掲げられてますね。
コロナ禍における今。
今まで以上に気配り目配りが求められます。
今年(2020年)のトレラン講習会は、ふくしまトレイルランニングクラブ員限定のWEB講習会でした。
そこでも、講師として、「コロナ禍におけるトレイルランニング」と題し、お話しさせていただきました。
*mafu-blog 山と魂 参照*
ふくしまのトレイルWeb講習会より
得体のしれないモノと向き合う今、山に入る際には、これまでより、少しだけ大き目のザックで、食料、応急救急セット、予備のウエア、そして、心の余裕も背負っても良いかもしれませんね。
遊びも、トレーニングも、レースでも。
「ザックのデカさは命のデカさ。」
▼事案②について
mafuが安達太良山の稜線で吠えた!?
これは、久々2年ぶりの安達太良山に、ただただテンションが上がってしまい、吠えた?わけではありません笑。
詳細は、すでにご承知でしょうから割愛させていただきますが、レースに参戦するにあたっては、ルールを守りましょうよ。
ってことです。
これは、大会主催者(オーガナイザー)、方針をリスペクトすることでもありますね。
参加する、参加させていただく以上は、ルール遵守の責任を持たなければなりません。
事前になかった、急遽であっても、その場でストップ足止めや、何かを設けられたとしても、大会主催者から発令されれば、それは大きな意味あること。
遵守しなければならないことです。
このひとつのお祭り、大会、空間を作り上げるには、たくさんのハッピーを生み出すには、小さなルールを守ることの積み重ね。
携わるみんなで大自然をお借りして、そこに主催者が最大限に演出を手掛けて、この空間が出来上がること。
屋根がついていない、競技場とは違い貸し切りとはいかない、この空間においては、よりルールを守らなければならない。
フィールドによっては、レース開催における事前事後の詳細報告も、然るべき形で公的機関に行わなければなりません。
昨年(2019年)9月に開催した2県5市町村をまたぐ「会津-那須越県ロングトレイル」では、実行委員長として携わりましたが、本当に様々なことを学ぶことが出来ました。
アウトドアスポーツ。
山を駆けるトレイルランニング、スカイランニングに限らず、クライミングやマウンテンバイクなども含め、レース時だけではなく、普段から心得なければならないルールやマナーがありますね。
長くなりましたが、最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。
振り返れば、30歳前後の頃は、シンプルにストレス発散に近い感覚で非日常を求めて、山に飛び込んでいたといっても過言ではない自分がいました。
また、若さゆえに勝負師として、大自然の中での限りなく1分1秒を競い合う魅力にもとりつかれました。
それから10年が経過し、今秋(2020年で)42歳になる今。
より豊かな、トータルライフスタイルを築く要素を感じ、山に飛び込んでいる自分がいます。
・日々の思考や発想のチューニング的な
・家族の前で輝きある顔でいたいとか。
・とにかく良い仕事をしたいとか。
・丁寧に生きるヒントを得たいとか。
今後も、地味に地道に、トレイルランニングの健全な普及活動に取り組んで行けらたと思っております。
それは、まだ競技スタイルの精神も心に残り、FUNトレイルの魅力も充分に心得る、42歳になるマウンテンプレイヤー眞舩孝道の役割かなと。(2020年9月現在)
山では、謙虚に憶病に。
ザックのデカさは命のデカさ。
*Mt.mafu project 山と魂
 眞舩孝道 2020.9.11*
ゴールでは…♪
いつもより、今までで一番時間がかかって、一番遅いゴールでしたが、家族(二人の子供たち、妻)が待っていてくれました。
フェアネス・ウェルネス・ハピネス
ふくしまTRAILからはじめよう♪


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