環境は・・・
春分の日は、お墓参り。
朝一で出発し、妻の実家、田村市(旧:船引町)へ(*^ー^)ノ
家裏の畑へと続く道には、福寿草がた~くさん♪
非常に、自然豊かな環境です。
家の前、裏、横、あらゆるところにステキなトレイルが☆
ぜいたくな環境です。
とりあえず、今回チョイスしたのは、玄関先からスタートできる、6キロのイッキ登り。
黒石山 へv(^-^)vのんびりヒルクライム♪
仕上げは、カッツと姪っ子ワカちゃんと坂道トレイルダッシュ♪
大正12年に建てられた妻の実家。
囲炉裏の煤で燻された、真っ黒けの梁が歴史を物語ります。
スズメバチの巣も見事な大きさ。
この母屋が、間もなく取り壊されます。
時代の移り変わり。
父から妻兄の時代へ。世代交代の第一歩です。
養蚕、タバコ農業が盛んであった田村市(旧:船引町)
妻もこの専業農家の長女として、ここで育ちました。
ひいじいちゃん、じいちゃん、おとうちゃんと四世代の大家族。
家族総出で、タバコ農家、養蚕を営み、数々の賞をいただきました。
マイルド○ブン、セブ○スター、日本が誇る有名な銘柄がこの地。
田村市は、日本でも有数の葉たばこの生産地。その中でも旧:船引町は、かつて全国1の生産量を誇りました。
葉たばこの生産は、真夏の太陽のもと、1枚1枚たいせつに収穫され、時間をかけてゆっくり天日乾燥されるもので、生産農家のご苦労は大変なものです。
この環境下で、スポーツ(陸上競技)を続けてきました。
そんな、妻の実家は、スポーツ大好き一家。
おじさんも、元全日本実業団ランナー で、某実業団チームの駅伝部長も務めました。
妻は、18歳で実家を離れ、約15年。
今回、母屋を解体するとあり、片づけをしていたお母さんが、大切な思い出の品がまだ残っていたよ~♪と。
メダル、、都大路の全国高校駅伝、国体、県優秀選手賞・・・。
出てくるわ出てくるわ、数々の優勝の賞状・・・。
全盛時代は、3000mを9分台で駆け抜けていた姿が。
ちょっと、鳥肌が立ちました。。。
酒が入れば、おとうちゃん、おじちゃん、あにきと思い出ばなしが花を咲かせる。
県中学校駅伝では、中学校一年生ながら、1区トップ3でのタスキリレー。
高校時代は、 農業の繁忙期には、送り迎えが出来ないからと、妻は、朝練に間に合うように原チャリでかっ飛ばして(かなり内緒でしょ笑)途中で原チャリを隠して、、朝練に行っていたとか・・・笑
いま、、(汗)そんな親、高校生いるか!?笑
農家で、野菜しか食べさせなかったから、肉を食べさせず、だから貧血に苦しませてしまったと・・・。
貧しかったからな!とお父ちゃんは笑いながら言う。
生活のすべてが、天候に大きく左右される専業農業。
その環境、この環境があったから、その姿、この姿がある。
妻のスポーツ選手としての姿がある以前に、人としての成長がこの場所にはあったんだと感じた。
アルコールに覚醒されながら、ボンヤリと。。。
どこかで聞いたフレーズが浮かんだ・・・
環境は、人を作る。
人が作るのも環境。
春分の日。
「いま」を考えさせれらる時間を過ごせました。
2歳の姪っ子ワカちゃんが走る姿を見ながら。
こどもの頃の妻の姿を重ね合わせながら。
こんなとこ毎日、
走って遊んでりゃ
強くなるわ~(笑)
+山と魂+ mafu